Azureポータルからシークレット情報を削除しても、論理削除されるだけで、実際には削除できない。
そのため、同じキーでシークレット情報を作成しようとしても、競合が発生し作成できない。
このような場合は、以下の方法で、復旧することができる。
az keyvault secret recover --name <シークレットの名前> --vault-name <キーコンテナ名>
これで復旧したら、新しいバージョンの作成で、新しいシークレット値を登録すれば良い。
なお、以下のコマンドで論理削除されたシークレット情報を完全に削除することもできる。
az keyvault secret purge --name <シークレットの名前> --vault-name <キーコンテナ名>