Visual Studio Community 2019 のインストール手順

はじめに

本手順は、書籍『新・標準プログラマーズライブラリ なるほどなっとくC#入門』(技術評論社)の読者のための補助資料として公開するものです。

本文では説明できなかった、Visual Studio Community 2019 のインストール方法について説明しています。

Visual Studio Community 2019は個人開発者や教育、学術研究用に無償で提供されるソフトウェアです。商用利用においては制限がありますので、ライセンス条項をお確かめの上、インストールしてください。

Visual Studioインストール用プログラムをダウンロードし起動する

  1. 以下のページにアクセスします。

    Visual Studio Downloads

  2. ダウンロードページの「コミュニティ」欄の[無料ダウンロード]ボタンをクリックします。

    例えば、Edgeの場合は、以下のようなダイアログが表示されますので、[保存]を選択し、プログラムをディスクに保存します。

  3. ファイルをダウンロードしたら、ダウンロードしたプログラムを実行します。例えば、Edgeの場合は、以下のようなダイアログが表示されますので、[実行]を選択します。

Visual Studioのインストールを開始する

  1. ユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合は、[はい]をクリックします。

  2. 「プライバシーに関する声明」と「Microsoftソフトウェアのライセンス条項」の確認を求められますので、確認した後、[続行]ボタンをクリックします。

  3. Visual Studio Installerのダウンロードとインストールが開始されます。

ワークロードを選択する

  1. インストーラーが起動すると、ワークロードの選択画面が表示されます。この画面で、Visual Studioでどのような開発を行うかを指定します。

    例えば、Windows用のデスクトップアプリケーションの開発を行うならば「.NET デスクトップ開発」をチェックします。Webアプリケーションの開発を行う場合は「ASP.NETとWeb開発」をチェックします。ワークロードは複数選択することが可能です。

    なお、書籍『新・標準プログラマーズライブラリ なるほどなっとくC#入門』に掲載されているプログラムコードを動かすには、「.NET デスクトップ開発」にチェックを入れてください。このワークロードはインストール後に追加することもできます1。

  2. 必要なワークロードを選択したら、画面右下の[インストール]ボタンをクリックします。

  3. インストールか開始されます。Visual Studio のインストールの進行状況が示されます。インストールに要する時間は、選択するワークロードの数、コンピュータの性能、ネットワークの回線速度などにより異なってきます。環境によってはインストールに1時間以上かかる場合もあります。

Visual Studio にサインインする

  1. インストールが完了すると、自動的にVisual Studio が起動し「ようこそ」の画面が表示されます。

    Microsoftアカウントをお持ちの方は、[サインイン]ボタンを押して、サインインして15へ進んでください。

    Microsoftアカウントをお持ちで無い方は、[作成してください。]のリンクをクリックしてください。

  2. アカウント作成のウィンドウが表示されますので、ここで、あなたのメールアドレスを入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  3. 次にパスワード作成のウインドウで、Microsoftアカウントのパスワードを入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  4. 11で入力したメールアドレスにメールが届きます。メールに記載されている確認コードを入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. アカウントの作成ウインドウが表示されます。画像に表示されている英数字の文字を入力欄に入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. サインインが完了すると、下記のウインドウが表示されます。C#での開発が行えるようになります。

以上でインストールは完了です。

  1. ワークロードを後から追加するには、スタートメニューから[Visual Studio Installer]を開きます。 ここで、インストールするワークロードを選択し[変更]をクリックします。↩